とは言っても

景気循環の不可逆的根絶」の為にデフレを維持していると思われる(性善説)日銀同様、理想に拘って時間かけ過ぎ/現在の問題を無視するんじゃやはり倒錯なので…妥協もします。
以下みんなの党に送り付けた文章個人情報抜き。


こんばんは。

結論から書きますと「リフレ政策の改善に繋がるかもしれない資料を発見しましたので検証願います」
となります。


あまり意味があるとも思えませんが、悪ふざけではない事の証拠に個人情報と改善案を知る前の主張を要約・開示しておきます。


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要約:日本にはインフレ目標或いは物価水準目標又は名目GDP目標政策(金融政策)が必要→達成には日銀の協力が必須→だが日銀法による独立性のため、目標未達成時の政策委員解任など罰則を設けられない→故に日銀は現状通りのデフレ是認目標無視で不景気継続可能→公共事業(財政政策)してもマンデル・フレミングの法則で効果薄く、内閣の無策だけが咎められ、支持率低下→短期間で内閣崩壊、原因である日銀は責任を問われない→日銀法の改正が必須。
現状は金融官僚の独裁、放置すれば議会制民主主義の崩壊。
(海外の金融政策を翻訳転載する「道草」等でも勉強致しました)



岩田規久男・編著『昭和恐慌の研究』

こちらの書籍から金本位制(本位商品自体は何でも変わらない筈)・兌換貨幣自体の性質に無知だった為デフレ=昭和恐慌が起きていた事を学びました。


単純な私は「じゃ、今のデフレは貨幣本位制・不換貨幣自体の性質に無知な事が原因だ」と確信。
『昭和恐慌の研究』同様に貨幣自体の性質を研究した書籍を探し、運良く発見したのが下記の2冊です。

1…J.E.スティグリッツ&B.グリーンワルド『新しい金融論』
+
2…リチャード・A・ヴェルナー『虚構の終焉―マクロ経済「新パラダイム」の幕開け』

2から、MV=PYのV…貨幣流通速度が低下した原因は金融取引を除外したのが原因である事/バブル期日本の経常収支黒字以上の資本流出・不合理な地価高騰は過度の信用創造(銀行融資)によって可能となった事/景気変動は日銀(紙幣印刷+使用…寄与僅少)+銀行(部分準備制度による信用創造=日銀当座預金に準備率に応じたレバレッジを掛けた融資…寄与極大)の信用創造総量の変動で説明できる事/マンデル・フレミングの法則通りに金利が上がらず、なおかつ財政政策に効果がない理由…他。

一部「日銀が窓口指導で意図的にバブル生成&崩壊させた事実を統計的処理で実証」といった箇所もありますけれど、そこは無視しました。


上記書籍の提言が(怪しい箇所以外)実施されたなら現在の経済学・インフレ・デフレ・景気循環・バブル・投資・為替・金利に対する認識は完全に過去の遺物となるらしいのですが、素人の悲しさ、文章部分はさておき主張の立証として掲載された計量経済学的・統計的処理部分が全く理解できません。

しかし上記書籍に書かれた事と、日銀副総裁の発言
http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2011/ko110930b.htm/
…を組み合わせ、素人なりに「個人の利用可能な信用創造額は一定」という条件下で検証したところ、信用創造*人口動態(生産年齢人口)=景気循環とならざるを得ませんでした。
日銀&トンデモだと思われた喪谷氏は結果として(部分的には)正しい主張をしていた事になる…かもしれません。

スティグリッツの方も信用創造重視+金利引き上げに伴う逆選択回避に低金利&信用割当の組み合わせが利用されている=金利の無意味さを立証していますし、ヴェルナーの意見は正しいのではないでしょうか。


しかし私の無知ゆえに検証出来ない統計=主張の立証部(日銀の著作でも使用されていたグレンジャーの因果性テスト他)に怪しい点があるのかもしれません。この辺をみんなの党ブレインである高橋教授の数学脳で検証頂き、問題ないという事であれば
「日銀の主張は正しかった、我々はそれを少し改善したので実行しろ」
という日銀の反発を招かず/同時に有無を言わせぬリフレ政策が提示可能になる…かもしれません。


検証頂いて完全なトンデモだった場合は申し訳ありません。

返信は不要です。

さようなら。